2012年12月20日木曜日

第6回 PC OS ユーザー削除のごたごた

Windows のユーザーの管理について、ちょっと不思議な現象に出会いましたので、メモしておきます。
一旦作成したユーザーを削除した後、別名でユーザーを追加して、C:¥Users のディレクトリを覗いて見ると ... 。
あれぇ~ ... 状態な筈です、きっと


くれぐれも誤解無き様、お断りしておきますがユーザーの追加削除はコマンドから です!

他の投稿にも書いているのですが、Windows 7 インストール後の環境整備をしている時に、出くわしました。
参考までに こんな感じです。

  Win 7 を SSD に導入したので、ユーザー絡みの Folder を HDD へ移動したのですが、
  この PC は複数ユーザーでの共有を予定しており、標準ユーザーの追加が必要です。
  OS の GUI による手動設定でも良かったのですが、どうせなので、ユーザー登録とディレクトリ追加を Batch File で。
  このテストをしていて、ユーザー TEST1 を追加 > 動作確認 > TEST1を削除 > TEST2を追加 と進め、問題ないかと思いきや ... 。
操作は NET USER コマンド )     

先に書きました様に、Explorer で、C:¥Users のディレクトリを覗いて見ると、TEST2 の筈の DirectoryName が TEST1 になってる!
TEST2 はどこにもない。

あれぇ~で取り敢えずこの TEST2 ユーザーでログオンしユーザーフォルダにアクセスしてみると
新たに現れ出ます TEST2 ディレクトリ
しかし、C:¥Users には依然と TEST1 が居座っています


つまり、ユーザーを削除 ( NET USER コマンド ) しても、その情報は C:¥Users の中に保持されており、OS は削除したユーザーのディレクトリまでは削除してはくれない、という事。

コントロールパネルのユーザーアカウント削除からでは、フォルダの扱い(削除・保存)を聞いてくれます ( Win 7 ) 。
ですから、対象ユーザーのディレクトリ TEST2 の削除も可能。


別の歴史が長い(長く使い続けている)ClientPC ( OS:Vista ) でも似た状況に出くわしています。
コントロールパネルのユーザーアカウントからユーザー名を変更しても、C:¥Users に変更前の名前で出ていた記憶があります。
確か、表面的な名称が改訂されただけで、ディレクトリ名称等の内部情報は以前のままであった様な気がします。
  (既に環境を更新しているので詳細は確認できません)


これらの状態が不具合や不整合をもたらす事はありません が、何でぇ~といった印象を持ちます。
自分のスキルの低さを露呈しているだけかも ... 。


どうも、Vista 以降、ジャンクションやリンクを張り巡らした使い勝手の良い OS になった反面、複雑で見通しの悪い OS になったなぁ~ という印象が拭えません。
OS として見れば、頑丈で使い易さも年々増しており良い出来なのですが、どうも、ブラックボックス化が進み、ますます良く分からなくなってしまったなぁ~という感じです。
使い易いけど、使いこなすのは難しい
特に、GUI ( コントロールパネル/管理系アプリ ) と CUI ( CMD/PowerShell ) との間で食い違いが残っているような ...
双方が、まさに、一長一短!


この投稿はPCのラベルを付けず、雑談扱いとします。  あまり、役にたたなそうなので。



[2012/12/20] 文字をカラー化

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