2013年11月7日木曜日

Blogger 写真 Blog への投稿手順ご紹介 (2) 写真レイヤー

写真投稿の手順をご紹介 の第2回です。
GIMP を利用した、元画像から投稿用画像作成までの説明、 の言わば、本筋です。
前回は無地の背景に文字等の入った ベースファイル の作り方を説明しましたね。
今回は、いよいよ、写真投稿用の画像ファイルを作りましょう。


前回 の続きです。  写真をレイヤーとして取り込み、新たなサイズの画像を生成しましょう。
えぇと、番号は 4.からでしたでしょうか ... 。

以下、GIMP を使っての作業です。  GIMP 2.6. 系で説明 します。 (掲載画像も)


4.写真の取り込み

  まず、作業イメージの確認です。


  写真を選択しておきます。 保存フォルダとファイル名が分る様に。
       Windows なら、Explorer や 写真用閲覧ソフト等を開いておくと良いです。

  さて、GIMP での作業です。

  上図の様に、背景の上に、写真のレイヤーを作る為に、背景レイヤーを選択しておきます。 
   レイヤー,チャンネル,... > 背景レイヤーを選択 > 

  写真を新たなレイヤーとして開きます。
   ファイル(F) > レイヤーとして開く(E) > ファイル指定 > 開く(O)
       これで、背景の上に、写真が開かれますが、元画像と同じサイズなので、中央部分のみの表示ですね。
       参考までに、写真のレイヤーのサイズはキャンバス(背景の)・サイズより大きくなっている筈です。
       また、写真のレイヤー名は元のファイル名が自動的に付けられます。 フォルダ名は入りません。
 
  写真を縮小します。
   レイヤー(L) > レイヤーの拡大・縮小(S) >  同名のダイアログ(パネル)が開く >
   幅か高さを指定 > 拡大縮小(S)
       この時、背景と同じ数値 ( ex. w = 1800 ) なら、ノートリミング・元画像、
            背景より大きい数値( ex. w = 1980 ) なら、トリミング 約 90 % 、約 10 % カット です。
       尚、トリミングの場合は、写真レイヤーの移動で、位置決めが必要です。
         ツールボックス > 移動{+} >
         ツールボックスの アクティブなレイヤー を移動 >
         キャンバス上の写真をクリック > 移動(ドラッグ)
           要注意!:
           アクティブなレイヤー にしていないと、背景等の別のレイヤーが動いてしまう事があります。
           また、四辺がキャンバス内に納まっていないと、背景が帯状に出て来ちゃいます。
           少し、写真がキャンバスからはみ出している位で、調整するといいでしょう。
       ちょうど、四角い窓から、大きな絵の一部を見ている感じですね。



5.投稿用画像の調整

  画像のコントラストや明るさの調整や、更に複雑なレタッチを施す場合は、ここで済ませておきます。
  詳細は、マニュアルやヘルプそして雑誌や Internet で調べて下さいね。  ここでは説明を省きます。


6.投稿用画像の生成

  ここまでの作業で、元画像を弄らずに、投稿用の画像が GIMP のメモリー上に出来上がっています。
  Blog ではGIMP の規定のファイル形式 .xcf は扱えませんので、
  一般的な、.jpg ファイル形式に変換して、アップロード用とします。
     尚、後日、アップロードしたファイルを修正する場合、.xcf ファイルの方が融通が利きますので、
     これも、別途、同じ名前( xxx.xcf )で保存されると良いと思います。 以下参照。

  .jpg ファイルを生成します。
  その前に、  GIMP で生成する.jpg ファイルは、標準状態では、Exif 情報を持ちません。
           従って、撮影日時等のカメラの情報や GPS 情報は含まれません。
           安心して、アップロードして下さい。
               参考までに、カメラ業界の.jpg と少し違います。 立場の違いでしょうかね。

  ちょっと、複雑かも知れませんが、行きますよぉ。
   GIMP 2.6.系
   ファイル(F) > 名前を付けて保存(A) >  名前とフォルダを指定 > 保存(S) しないで >
   ファイルタイプを選択(T) > JPEG 画像 > 保存(S)
   GIMP 2.8.系
   ファイル(F) >  名前を付けて保存(A) >  名前とフォルダを指定 > 保存(S)  更に、
   ファイル(F) >  エクスポート > JPEG 形式 >  保存(S)  ... 手元に GIMP 2.8.系が無いので ... ?。
               GIMP 2.6.系では、保存(S) しないで を 保存(S) にして、
                           もう一度、ファイル(F) > からを繰り返せば、 xxx.xcf  も保存。
               GIMP 2.8.系では、一旦、xxx.xcf で保存してから、ファイルタイプを変えて再保存。 手順が違う様ですね!

  すると、ダイアログが出て ファイルのエクスポート JPEG は透明度情報を ... および 画像の統合 と確認されます。
  そのまま、先に進みます。
   エクスポート(E) >

  更に、別のダイアログ JPEG 形式で保存する が出て、々な設定の変更が可能になっています。
  お勧めは、
   品質(Q)  の数値を 80 ~ 90 位に >  保存(S)
  です。
       詳細設定(A) を弄れば、サムネイルの有無や画像データの収納方法やコメント付加が変更出来ます。
       色々、見慣れない専門用語の羅列と感じられるのではないでしょうか。
       通常は、これらの設定をする必要はありません。
       コメントは入れても普通の写真用ソフトでは見られませんしね。

  保存が終われば、右肩の X で GIMP を終了して下さい。
  ベースファイルに変更は加えられていませんので、次回も同じ作業で、別名のファイルを作りましょう。


  

7.投稿用画像フォルダの管理

  この方法では、投稿用画像フォルダの中に、以下のファイル群がある事になります。 以下、名称は例。
  1. ベースファイル  BlogPhotoBase.xcf 
  2. 投稿用ファイル  BlogPost001.jpg  ~ BlogPostNNN.jpg
  3. ( 投稿用予備 )  ( BlogPost001.xcf   ~ BlogPostNNN.xcf )  ... GIMP 2.8.系では必須。不要なら要削除。お勧めは保管。
  デスクトップ PC 等で内蔵 HDD が拡張可能な場合は別にして、
  ノート PC の様に、記憶装置に限りがある場合には、外部装置( USB 接続 HDD 等)に置くと良いでしょう。


さあ、画像を投稿しましょう。



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