2014年1月6日月曜日

GIMP GIF アニメーションを自分で (2) 雪降り

GIMP で何とか作れないものか、アニメーション。
第2回。
何とか、形になりそうなので、ご紹介しておきます。
続く、今回は、 雪降り です。
どんな絵にも、 雪は降るぅ~ あなた (の) はダサイ ... 。


  これは簡単です。 冬の絵は勿論、真夏の水着のお姉さんにも 雪は降る~ ... 。
  簡単ですが、出来上がったものが良いかダサイかは、あなた次第。

前回 の 煌き にも書いたのですが、
アニメーション、特に、GIF アニメーションは、所謂、パラパラ漫画 の世界です。  256 色の世界です。
ですから、ぬめっとした階調で滑らかな動きを期待してはいけません。  動画や映画ではなく、アニメの世界です。
上手に、素材を選び、絵が動く事を楽しむ それが 正解だと思います。


さて、雪降り はスクリプトの良いものがあります。
このスクリプトは、アニメーションそのものを作成・展開してくれます。
スクリプトについては、後程。

一枚の絵を用意し、それに、ずっと、雪を降らせるのが通常だと思いますが、  私はへそ曲がり。
途中から雪が降るアニメーションを作って見ました。


前回の続きで、雪を降らせますが、背景が暗めの方が雪が目立ちますので、
画像のトーンを調整しておきます。
それと、雪雲っぽく、上部に薄暗い雲を乗せて見ました。


元絵が一枚なら、単に、このスクリプトを実行擦するだけで済みます。

雪の降らせ方を途中で変えたり、前後に別のアニメーションを加える場合は、前回同様の手順を踏みます。



気を付けて戴きたいのは、このスクリプトは実行すると元の絵を複数の指定コマ数分に展開し、
最上部にレイヤー群を加え、元絵が残らない事です。
スクリプトのパラメータ(変数)をレイヤー名に残しておいて、後の参考にするには、
ちょっと、工夫が必要です。  展開するのとは別にレイヤー複製し .xcf 形式で保存とか。



今回の絵では、1200 x 800 px と大きめなので、雪の量を最小の 1 にしても、この程度の降り方になってしまいます。
また、降るスピードは、雪の落ち方ではなく、各コマの表示時間です。 ご注意を。
今回の例では、スピードと降り方を変え、3種類を、途中に休憩を挟んで、並べてあります。
          順に、Straight & 280 ms 、Random & 190 ms 、Combined & 120 ms 。 共に 20 Frames 。
これを見て見ると、スピードは 200 前後、降り方は Random が、お勧めの様です。

尚、今回、不思議な現象に出会いました。
GIF 最適化後に、差分最適化でファイル・サイズが増大しています。 あれ、こんな事もあるんだぁ ですね。
因みに、雲で画像全体に変化を与えたのと コマ数が多い事もあって、ファイルは xcf で 42146 KB 、gif で 5133 KB と大き目ですね。

おっと、スクリプトの設定画面を載せるのを忘れてますね。 これです。




最後に、スクリプトです。  スクリプト 2028_AnimatedSnow.scm は、次のサイトで入手しました。

        The Gimp   サイト・オーナーは kiki_dide さま でしょうか(?)

ここから、左の「使えるscript-fu4」 > 下スクロール「アニメーション」・「AnimatedSnow.scm 」・「2.0~2.8 用」のリンクに飛び、
表示されるスクリプト本体を、上記の名称で、ファイルに保存して下さい。
  ファイルの種類は テキストファイル(*.txt) 、エンコードは Unicode(UTF-8) を選択しました。


すばらしいスクリプトをご紹介下さった、kiki_dide さま ( でしょうか?)
ありがとうございます。



[2014/01/06] 前回 GIMP GIF アニメーションを自分で (1) 煌き 投稿も宜しく
[2014/01/15] ラベル訂正
[2014/01/15] 本編と前編を併せた 完結編を MTT#0084 [GIFアニメ] My Blogger Profile Animation に纏めました

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