2014年1月22日水曜日

ようこそ Nikon Coolpix P7700 感想 1 使い出して

Nikon Coolpix P7700 を、やっと、使い出しました。
いつもなら、買って直ぐに、ごちゃごちゃと弄くり廻すのですけれど、今回は、諸般の事情からスローペースです。
Coolpix P7700 に関して、使い出した感想や印象を書いてみたいと思います。
何れ、もう少し、使い込んだら、再び、 感想 2  として追加投稿の予定です。
ではファーストインプレッション。


感想を書く前に、この機器の立ち位置をご説明しておきます。
主用途は、記念写真です。 作品というか通常の撮影は一眼が担当します。
常時携帯機は P310、撮影目的時の所持構成は一眼は D7000 と D90 そして この P7700 。
コンパクトは、これ迄、S600 > S710 > P310 と使って来ました。
  因みに、コンパクトのセンサーの大きさは、S600 & P310 が 1/2.3 、S710 & P7700 が 1/1.7 です。
そうそう、書いておかねば。  購入時のファームウエアのままです。


先ず、思っていたより、大きい。 重い。
同じセンサーサイズの S710 と比べても、そうです。
これは、レンズのズーム範囲が広がり明るい為で、ひとえに、採用レンズの結果でしょう。
絵はレンズで決まるフシがありますので、歓迎してよいのか、嘆くべきか。
利用者の判断次第です。
まぁ、重いので、しっかりホールドして撮る事になりますから、一長一短でしょうか。
  後継機種の P7800 は光学ファインダーによって更に大きくなっちゃってますね。 う~ん。 これに関しては、ノーコメント。


携帯時のストラップに就いてです。
通常、コンパクトは、縦に収容し、片側に就いた吊環に着けたストラップを引きます。
この P7700 は、ボディー両端のふたつの吊環からストラップを引き廻すので、横収納が基本です。 一眼と同じ。
通常のコンパクト用のポーチやバッグでは、出し入れに支障を来たす事があるかも知れません。


沈胴レンズに就いてです。
描写力はありますね。 流石、上級コンパクト。 奢ったレンズって感じです。
沈胴構造だけに、留意点があります。 コンパクト共通!
繰り出し格納時に、鏡胴内にゴミを吸い込み易い点です。
これへの対応は、周辺のゴミを払い、繰り出し格納時には、レンズを下向きにして行う です。
レンズが重くなった分、吸引力もあると思いますので、必須でしょう。
守りませんと、センサーへのゴミ付着に繋がります ので、気を付けて下さい。
レンズ固定なので、センサーのクリーニングが出来ないです。  要、メーカーのメンテ。
レンズ保護の前シャッターが廃止されて、着脱式のレンズキャップになっている点も着目点です。
紛失や めんどくさぁ が心配です。
コンパクトには珍しく、フィルターとフードが装着できます。
フードは低く浅いので、望遠側では役に立つか否か、疑問ではありますが。  まぁ、気休めでしょうか。 でも、装着しましょう。


さて、メニュー構成に就いてです。
撮影時の設定項目は、他の Coolpix コンパクトと操作感が異なります。
メニューからではなく、独立ダイアルで、設定が出来る様になった項目は、メインメニューからアクセス出来なくなりました。
ダイアルの位置変更から呼び出される 別メニュー に移行されています。
あるいは、ダイアル中央のボタンで、この別メニューが開きます。
記録品質やWB等を操作する場合、少し、戸惑ってしまいます。
ここは、同様にボタン操作が可能な 一眼 との相違点です。
    メーカー関係者さん ご覧でしたら、是非、改良を!


ボタンの位置についてです。
これは、今迄の使い慣れたコンパクトでの習慣からなので、一般的な事柄ではありません。
露出補正しようとして、つい、手が動く先が、測光方式の変更になってしまいます。
露出補正が、独立した別のダイアル操作で完結している為ですね。
まぁ、慣れの問題なので、そのうち、体が覚えてくれるのを待つ事にします。
しかし、頻繁なので、参りますね。
    露出補正に関しては、メインメニューからの操作も可能です。


念願のバリアングル・モニターに就いてです。
絶賛といきたい所でしたが、ひとつ、想定外がありました。
記念写真に有用性を感じての購入なのですが、
一緒にフレームに入る連れからのコメント。
普段、めがね装着で、撮影時にこれを外すのですが、... 。
そうです、めがねを外した状態では、モニターの画面が良く分からないとの事。  そ、そ、そうですね。
購入前には気付かない盲点 でした。
結局、代わりに、よく見てね って事に落ち着きました。  いやはや ... 。


バリアングル・モニターに就いて、もうひとつです。
元箱から取り出した時もそうですが、モニターを裏返して収納出来ます。
携帯時のモニターの損傷や擦り傷・汚れを防ぐ意味では有益ですが、
取り出して直ぐ撮影となると ... 。  モニターが裏返の状態では電源が ON になりません! 
                          レンズキャップも外さなければですが。 つい ... 。
常時、モニターをどちらにしておくか悩む所ですね。


露光値に就いてです。
最初、オーバー気味に感じました。
WBモードはオート2(電球色を残す) = お気に入り です。
これは、壊れているのか、外れの機器を引いたんのか、と思いました。
今迄、Nikon ばかりですが、この様に感じた事はありませんでした。
寧ろ、購入の度に、WB精度が上がり、補正の必要性を下げている様な印象を持っていました。
何回か P7700 で撮る内に気が付きました。
オート2(電球色を残す)で、カラーバランスを取るロジックが、今迄と少し違うのです。
被写体に依って、色表現がズレる傾向を感じています。  発色が明るい方に転ぶ。
もう少し沢山撮って見ないと、正確には判断出来ませんが、WBの傾向に他機種との違いが在る様です。
再度繰り返します。  露光ではなくWBの様です。



[2014/01/28] モニターの格納状態と電源スイッチが連動する件を追補

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