2014年5月3日土曜日

PC USB3.0 拡張カードの不調 レジストリを操作

主力機ではなくなった、Vista の古いマシンがあります。  あまり使っていませんが。
USB3.0 の拡張カードを挿し、利用していましたが、最近、
これに繋いだドライブ( USB2.0 外付け HDD )を認識していない事に気付きました。
外付けなので、一旦、メインマシンに繋ぎ直して凌ぎましたが、後程、対応策が分りましたので、投稿して置きます。


いやぁ、実際、焦りました。
だってぇ、いつもあった筈のドライブが表示されていない訳ですから ... 。  何時からなんだろう ... 。
うっ、壊れたかっ と思ったのは、カードではなく、外付けドライブの方です。
            良く、外付け HDD が壊れたと言う話を聞いたり目にしたりするからですね。

別マシンに繋ぎ直して、ドライブが生きているのを確認出来て、次に、する事は。
そうです。
USB のデバイスドライバの確認ですね。
コントロールパネル から入り、デバイスマネージャー で、プロパティ から、デバイスの状態を確認して行きます。
USB の場合、ユニバーサル シリアル バス コントローラー という項目の中に、
Host Controller と Root Hub と 各デバイス(機器) とがあります。
通常なら、正常に動作しています と表示される筈です。

今回は、このデバイスが使用できる空きリソースが不足しています。 (コード 12) ... という見慣れない表示です。
なんじゃぁ、こりゃぁ。  PnP (Plug and Play) 初期のマシンでもあるまいし ...
デバイスの競合と言う信じられない状況です。
USB2.0 の方は、問題なく動いていて、USB 3.0 Host Controller 、そして、どうも、PCI Express が危なそうです。



Internet 検索してみると、ありました。 ありました。

   USB3.0拡張カードリソース問題解決+μPD720200のドライバとファームウェアについて  Loggia Logic Wirewriggle さま

まぁ、そっくりな状況です。  Wirewriggle さま、ありがとうございます。 御陰様で何とかなりました

対応策は、レジストリに項目設定 です。
レジストリを操作する事になるので、実施される方は、お気を付けて、どうぞ。
また、本件は以下のサイトに詳細報告があります。  但し、対象 OS は vista ( と Windows Server 2008 ) です。

   http://support.microsoft.com/kb/942959/ja

こちらのリンク先には作業手順も含めた詳しい解説があります。
以下に、設定項目を示しますが、これで分らない方は、上のを。

 SubKeyLocation ;  HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\PnP\Pci   既存項目
 KeyEntry ;  HackFlags   新設
 Type ;  DWord    32 Bits 値
 Value ;  400 (Hex)   16 進数



これで、万事、元通り なのですが ... 。
すんなり直ってはくれませんでした。
設定後に再起動を掛けても、まともではありませんでした。

一旦、電源を落とし(コンセントを抜き)一日放置して、電源再投入したら復活です。
  朧げな記憶なのですが、USB 絡みのトラブルでは、電源完全遮断と放置 が効く と聴いた事があります。
  単純な誤認識が続く場合では有効みたいです。  今回の場合には、これだけでは無理でしょうけれど。
  まぁ、民間療法の類ですが、割と、効きますね。


最後に、拡張カードのチップについて書いておきます。
今回のカードは、NEC(現,Renesas) のチップで、USB3.0 初期にはお馴染みの µPD720200 を搭載したものです。
ドライバと共にインストールされる Utility で、電源コントロールを無効化しておかれる事をお勧めします( OS:vista )。.



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