2014年10月7日火曜日

PC Radika 予約録音の失敗騒動 番外編

毎回、Radika の事を記事にすると、沢山の閲覧を戴きます。  ありがとうございます。
それだけ、愛用者が多く、何かあった時には、検索で問題解決の糸口を探される方が多いと言う事ですね。
Radika は XP 時代のソフトですね。
この様に、古い時代のソフトでトラぶった時の、覚書です。


実は、知人の環境で、先月(2014/09)末に、予約録音の失敗する自体が起こりました。
              またかぁ~、と、恐れ戦いた私ですが、 幸い、原因は全く別の事柄がきっかけでした。
原因は、ソフトの実行ファイルの問題ではなく、
通信環境で速度制限による、遅延時間の増大がタイムアウトを招き、
その結果、予約録音に失敗していた様です。
月明けと共に、速度制限の解除が、事態を完全復旧させた様です。

その時に、ソフトに予想外の事態が発生した為なのでしょうが、
ソフトが全く反応しなくなる と泣き着かれました。
差し当たり、タスクの強制終了*1 で、ソフトを閉じても、 また、起動するとソフトが反応しなくなった そうです。
     ( *1 スタート メニューの検索欄に taskmgr と入力して、タスク マネージャー を起動、該当ソフトを選択、タスクを終了 )

通常の古いソフトの場合、再起動すれば戻る場合が多いのですが、
Radika では再生している局がタイムアウトしてしまうと、再起動しても、そこから始まるので、
ちゃんと動かなくなってしまった様です。  こう言うのをフリーズって言うのですかね。 知人はそう言ってましたが。
  どうやら、可笑しいのに気付き、チャンネルを変えた為に、更に ドツボに嵌る 悪循環 (穴) に落ちたみたいでした。
  この状態を把握するのに、四苦八苦したのは、まぁ、棚に上げましょうか。

こうなると、対応は少し厄介ですね。

この時は、前回の実行ファイル書き換え用のフォルダが残っていた様なので、
そこから、全てのファイルを上書きコピーして、事態を収拾して貰いました。 

この様に、通信量に応じた速度制限のある環境で Radika を使う場合には、万一の事態に備えて、
予約設定も含めたソフト一式(つまり、ソフト保存フォルダごと) を、バックアップしておくのが 良策かも知れませんね。


この様に、古い時代のソフトを使い続けるには、コツがあります。

インストール時や実行時に 管理者権限にしないと上手くいかなかったり、
想定外のソフト終了により 実行環境の整合性が取れなくなったり、
利用している外部ファイル(ライブラリ)がセキュリティへの対応で更新されて実行が不安定になったり。

最初の 管理者権限 の件は、割と有名ですので、ご存知の方も多いと思います。

次の 異常終了で実行環境の整合性が取れなくなる 件は、
今回の Radika のフリーズ以外にも、別のソフトで対象外のファイル形式のデータを扱ってフリーズの経験もあります。
普通は再度ソフトを起動させれば好転し、 事態が悪化する事は稀なのですが、
ソフトの 作り方如何では、動作の挙動を記録していて、再起動しても繰り返してしまうのかも知れませんね。

最後の ライブラリ の件は、頼っていたライブラリの仕様変更の煽りを食らってしまう事です。
正常動作しなくなったので、Windows Update を元に戻したというのは稀に聴く話題ですね。


この様に、多少の経験と勘が働かないと、なかなか、事態が収拾出来ない事も多々あります。
利用者の多いソフトなら、検索できっかけを見付ける事も可能ですが、
そうでない場合もあります。
幾つも対処して来た経験と言うのは、こう言う時に、役に立ちます。
どうして こうなって、どうやって 修復させているか を意識しておくと、 後々の役に立つ事も多いのです。


今もメンテナンスが続いているソフトならば、暫定対策を採って、暫く待っていれば、また、正規の対策を打ったものが現れたりしますが、
いかんせん、古いものは、そうは問屋が卸しません。



[2015/08/05]  新 OS での注意点を別投稿に PC Radika 等の古いソフトを 最新 OS で運用

0 件のコメント:

コメントを投稿