2014年10月21日火曜日

写真とパソコン [初心者向け]

今、写真を考えると、 パソコンの利用は避けて通れません。
デジカメで撮って 街の写真屋さんでプリント のみという方は、別にして。
利用範囲が広がれば広がる程、パソコンのお世話になる筈です。
初心者の方を対象に、この辺の最も基本的な事を書いておきましょう。


先ず、着目する事は、あなたが撮った写真は貴重な資産 だと言う事です。

よく、巷のQAサイトで散見する データの紛失・破壊・誤操作の削除 がある事を胆に命じて置いて下さい。
折角の写真が、皆、消えてしまった とはよく聞く話です。
覆水盆に帰らず で、取り返しがつかない事も起こります。

その為の、重要な対応策は、 複数の場所に 複数の方法で 保存しておく という事。  バックアップを考えます。

万一の事態に備えておく訳です。

どんなに気を付けていても、不測の事態は起こります。  人間は 間違える ものです。 機械は壊れるものです。
そんな時に、後悔しない様に、予備を取って置く訳です。

例えば、
  ハードディスクは突然壊れます。
  外付けなら尚更です。  内臓ディスク( HDD 等 )の方が安心です。
  光学ディスクもエラーで読み込めなくなっている事もあります。
  USB メモリ や SD ・ CF カードも同様です。
どれひとつとして、万全の保存方法というのは存在しません。

1年に一回位は、予備(バックアップ)からちゃんと読み出せるか 確認した方がいいですね。



誤操作は 減らせます。
概ね、誤って上書きや削除をしてしまう事が多いからです。


削除に対しては、リカバリーソフトが存在します。
削除直後ならば、データの本体はそのままで、ファイルとして呼び出す部分が消去されているだけです。
時間が経ち、パソコンを使えば使うほど、データ本体も別のデータで上書きされて行きます。
リカバリーが有効に働くのは有事直後と覚えて置いて下さい。
リカバリーソフトは便利ですが、万能ではありません


上書きに対しては、 一旦書き込んだ後、読み取り専用( ReadOnly )にしてしまう方法があります。
各々のファイルを変更してもいいのですが、フォルダごと、指定してしまう手もあります。

注意点は次の点です。
読み取り専用にしていない撮影画像をフォルダに放り込むと、読み取り専用にしてあったフォルダが読み書き出来る様になります。
     この場合でも、既に 読み取り専用 指定のファイル は上書き出来ない筈です。 でも、念の為。
そこで、最上位のフォルダ *1 を、再び、読み取り専用にします。
  注: *1 マイ ピクチャー の中に設けたフォルダ 例: C:¥Users¥UserName¥Pictures¥Photographs
        このフォルダの下に、撮影画像を階層分けして保存します。
        編集したり加工したりしたものは、全く別系統のフォルダを用意すれば、元画像群の上書きは避けられるでしょう。
                                例: C:¥Users¥UserName¥Pictures¥PhotographsEdited
                                 頻繁に編集加工をする方は、ここに、大元と同じサブフォルダ構成にして、
                                 ファイル名は元の名前に何か語句を足す命名にすれば、元を辿るのも容易です。
        更に、お詳しい方なら、ファイルのアクセス権で  削除 自体を無効化する方法も可能です。
            この方法では、削除出来なくなりますが、 どう設定したかを覚えていないと ... 。
            やり方は、一応、書かないでおきます。 (上級者用ですね。)
            ある程度の知識があれば、このヒントで、対応可能と思います。


先に書いた様に、元画像に対し、手を加える場合には、全く別系列のフォルダに収める と、失敗が少なくなります。
編集や加工は、頻繁に上書きしますので、間違いや誤操作の可能性も高くなります。
元画像さえ残っていれば、どうにかなるものですが、 これを失うのは、取り返しがつきませんから。
こうして、元画像を別扱いした上で、バックアップを考えます。


煩雑な手作業はミスを招きます。
慎重に作業する事は重要です。
もし、可能なら、自動化の検討や 転送ソフトの設定をよく見て見たり して下さい。
上記に該当する項目があるかも知れません。
  因みに、ドジな私はケアミスが多いので、プログラム化して、データ転送は自動化しました。
  汎用ソフトは、アクセス権の設定や自動命名規則で不満な点が多かったからです。.



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