2017年1月15日日曜日

VB 写真を CMYK 分解

必要は発明の母 とはよく聞く言葉ですが、
母や父が立派でなければ、 良い子 は産まれません。  あっ、これ、プログラミングのお話!。
うちの父母 つまり 私 は 出来が悪いので、 こんな物にしかなりませんでした。
そう、 写真とプリンタ 絡みの纏めです。


プリンタのインクの消費量の疑問から、 昨年からお正月休みに掛けて、色々と試行錯誤を繰り返しました。
この手にお詳しそうな知人友人にも、新年早々 、変な お願い Mail を送り、ご迷惑をお掛けしてしまいました。
その本丸は  これから書く 写真を CMYK 分解 するものです。
でも、結果から言えば、 暗礁に乗り上げ! でした。
ものには なりません でした。

悔しいので、 その さわり を書き残して置きます。


さて、

こんな感じ。



本来の目論見は
 枚数が多い年賀状 や 大きな用紙に何枚か印刷を始める 前に これ を動かし、
 プリンタが示すインク残量や 予備のインクタンクの準備 が問題ないか?、
を事前に予想・準備する事でした。
ご存知の様に、印刷する画像によって、各色の減り方が違うからですね。

家庭用のインクジェットプリンタ の インク消費傾向を探る為に、 CMYK 分解 をしたかったのです。
でも、 最後に当たった壁が ハード内に内蔵された組み込みプログラムが解釈する 黒の閾値 の適正数値です。
これは、素人の私には、とんと分からない 謎の塊 でした。

Internet 検索を掛けると、 一般的な解のひとつとして、 75 - 95 % と言う答えも見付けられます。
でも、 75 % と 95 % とでは、全く異なるインク配分になります。  当然ですが。  そう、本来の答えはひとつの筈 ... 。.

せめて、 上級紙・光沢 ・マット・普通紙・はがき での 目安 が分かると良かったのですが ... 。
もう、 諦めます。
  少なくとも、 CMY の どれが多く使われるか は読めますし ... 。  普通の写真は大抵これらが多いですし ... 。.


そして、諦めて、作るのを止めてしまった この プロジェクト ですが、
お陰で、 色々な知識を得る事が出来ました。
  組み込みプロファイルの機能や、
  インクジェット印刷プロファイルの仕事や、
  RGB と CMY と CMYK との関係 ... 等です。
そんな事を知らなくとも写真は撮れますが、 何かの役には立つかも知れません。

そして、 その過程で、 GIMP のプロファイル設定ツール が生まれた訳です。

   参照 URL : VB GIMP ICC Profile Setting Tool 公開



カメラとパソコンとプリンタと この3つの箱は 中で素晴らしい技術が黙々と動いている!、
そんな印象が深まった 期間 でした。

本当に、難しいですね。  画像処理。


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