2017年3月5日日曜日

GIMP 写真の EXIF データの有無

すっかり忘れていました。
写真を加工して EXIF データがどうなるのか?。
GIMP では どうなっているのでしょうか?。
EXIF を残したい時と、削りたい時と。


Blog を始めて もうある程度の 日時が経ちますが、
写真を載せる機会も多く、最初は、気を付けて見ていました。
EXIF 。

この大抵のケースでは EXIF/XMP は削られています。
公開は不要と思っているから ですね。

でも、同じ様に作業しても、用途によっては EXIF/XMP を残して置きたい場合もあります。
例えば、友人に写真を贈る時等 ですね。

今迄の経験で、 GIMP で加工すると EXIF は無くなる と言う印象でした。  間違いです、これ。.
EXIF をハンドリングする スクリプトやプラグインを導入していませんので。
でも、 これは、間違い!。
作業手順によっては、 オリジナルの EXIF/XMP 情報 はそのまま保持されています!。
   何時から変わったのだろう ... ?。.


Sample.jpg と言う ファイル を作るとしましょうか。
勿論、 オリジナルのファイルは 写真 で、 EXIF (EXIF/XMP) 情報は付加されているものとします。

     著作権情報 等 IPTC タグと呼ばれるもの が XMP に相当します。
     また、 Windows アプリ等では 独自タグ を XMP 形式で保存 しています。
     カメラによっては 最初から これらのデータ付きで 保存出来るものもありますが、
     一般的には、 EXIF のみで、 IPTC 等の XMP は入っていないケースが多いと思います。.

これに EXIF を残す場合、 
最初の画像として、 オリジナルを開き、作業します。
最後に エクスポート すれば、EXIF 情報は付加されたままです。.

これに EXIF を残さない場合、 
新規の画像をサイズ指定して開き、
これに、レイヤーとして オリジナルを開き、作業します。
最後に エクスポート すれば、EXIF 情報は付加されず削除されます。.

言い換えれば、
レイヤーとして開いた場合には、 元画像のメタデータ(写真なら EXIF 等)は無視して、画像データのみ開いている、
となります。



以上は、 GIMP 2.8.20 での挙動です。
今後、 GIMP が更新され、仕様は変わるかも知れません。


また、ダイアログ 「 画像をエクスポート: JPEG 形式 」 の指定によって結果は変わります。
この ダイアログ を開いた時に、 EXIF (or XMP) データの保存 のチェックボックスが有効なら、
その画像に 該当データブロックが有る! と言う事です。
そして、有る場合の 規定値 は チェックボックス : ☑ チェック です。

ここで、値を変える事で、 最初に 写真を開き EXIF 無しの Sample.jpg にする事 も出来ますね。


作業ミスを減らす (うっかり EXIF 付きを作ってしまう のを避ける) なら、
上述の方法が お勧め です。



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